薬剤師という仕事は資格が必要な仕事です。雇用形態は契約社員でも正社員でもありますが、どうせ資格をもっているのであれば、正社員として探してみることをおすすめします。これはご自身のライフスタイルの考え方が重要なので強制ではありませんが、安定的に働きたいと考えているのであれば断然正社員がよいでしょう。
まず、ボーナスや昇給があります。同じことをしていてもやりがいを感じることができます。また、会社の雇用契約で変わってきますが、もし長く勤めることができれば退職金ももらえます。契約社員だといつやめてくれといわれるかわからないので、安定を求めているのであれば責任は伴いますが、契約社員よりよいといえるでしょう。
また、やりがいを感じ、会社への信用をつめば、少しの融通がききます。有給もあるところがあるでしょう。あなたの人生設計にもよりますが、できるだけ自分の生活や将来によりそって雇用形態を選び、求人情報を探しましょう。
薬剤師の方が正社員の求人情報を探す際に知っておいた方がいいのが、悪質な求人案件を見分けるポイントです。例えば求人広告の文面の中に「感動」や「夢」、「成長」、「アットホームな雰囲気」などという単語が並んでいる場合は注意が必要です。
これらの言葉を使っている広告は、薬剤師の業務と関係がないのに見た人に「何となく良さそう」という印象だけを与えて、実際の業務を全く想像できないようにしています。内容の不明確さは悪質さを見極めるポイントの一つです。
また、実際の面接でも怪しさを感じたらすぐに応募をキャンセルした方が良いでしょう。給与や勤務時間、残業の有無などの質問をしてみた時に、曖昧な返答しか返ってこなかったり、逆にすぐに管理薬剤師になれるといったことを言ってくるような受け答えがあった場合には、「何か変だな」と感じた方が良いでしょう。
また、事前に職場見学をすることもポイントの一つです。